施設長の歯ぎしり

現在、特養ホームの施設長をしています。介護についてのよもやま話や日ごろの出来事などについて発信します。

ユニットリーダーの育成

今の施設では介護福祉士保有者が多いので、その中からやる気があってリーダーシップを発揮できる職員をユニットリーダーにしていくことができます。(厳密には介護福祉士じゃなくてもリーダーにしている施設は結構ありますし、以前の施設ではそうでした。リーダーになってから介護福祉士取ってもいいわけです)

ただ、そういう職員がいたとしても、リーダーは大変なのでやりたくないといって断る職員が多いのも事実です。そういった職員に対してはとりあえず3ヶ月なり、6ヶ月なりやってみて、嫌だったらリーダーを降りてもいいからと言って説得するケースもあります。

ユニット職員がリーダーが大変だと考える背景には、勤務調整をしないといけない、ユニットのケア方法やルールなどが整っていない、リーダー以外の職員が育っていない、施設内のルールが定まっていないなど様々な問題があるかと思います。リーダーになって任せきりにするのではなく、役職者は共に問題を考え、共に解決していくような伴走者の役割が必要です。

施設の運営側もリーダー会議などを通じて、運営ルールの統一など、リーダーが運営しやすい環境を整えていってあげることが必要です。